経理OLみんのブログ❁

資格関連✏️

【雑談】コロナで日商簿記検定中止…次の試験までどう過ごした?

いつもお世話になっています。

経理OLみんです。

 

前回の記事にもある通り、私は1年間予備校に通学して日商簿記1級を取得しました。

しかし、2020年6月合格目標のコースに通ったのにも関わらずウイルスの影響で6月試験そのものが中止となってしまいました…。

その結果予備校入学から簿記1級合格まで1年半かかっています。

今回は6月試験中止から11月試験までどのように過ごしたかをゆるく書いてみようと思います!

 

私の通学していた予備校は、試験の中止が発表されてからも特にカリキュラムの変更はなく、6月試験に合わせたスケジュールで授業が実施され6月の上旬に全ての授業が終了しました。

もちろん6月に試験は実施されないため、せっかく予備校に通ったのに11月試験まで約半年間ブランクになってしまうという最悪の事態に陥りました…。

この時私は、次の試験までの半年間実力を維持出来る自信がなく、どうしてよりによってこのタイミングなんだ…と大変病んだのを覚えています。

そんな私たち2020年6月受験組を不憫に思ったのか、予備校からは11月試験の直前対策(試験前の1ヶ月間アウトプット中心に問題演習を行うクラス)を格安で受けられるオファーが来ましたが、確か受講するのに3〜4万円程必要で、「ただでさえ1年間の通学でそこそこの金額を払っているのに、さらに払わないといけないのか…」やと思ってしまい(つまりケチった)、結局直前対策は申し込まず、11月試験までの半年間は自力で試験対策をすることになりました。

確実に合格を狙うのであれば、直前対策をきちんと受講し、試験前に調整等するべきだったと思いますが、どうしてもこの3〜4万円を追加で払うのが悔しくて(ケチ)断腸の思いでこのオファーを断りました。(模試や小テストの成績が良かったので大丈夫だろうという傲りもありました🤭)

 

それからの私の試験当日まで過ごし方ですが、結論から言うと、ひたすら過去問や模試を解き続けました。

基礎的な部分は全て頭に入っているという自信があったので、時間をはかって試験レベルの問題を解き、苦手なところや、抜けている論点を洗い出す作業を繰り返しました。

苦手なところはテキストを何度も読み直したりノートにまとめたりして、苦手意識をなくすように努めました。(ただ、デリバティブ取引と非累加法だけは何度読んでも無理でしたね…😩笑)

そんな感じで模試や過去問を繰り返し解き続け、80%の得点率を安定して取れるようになりました。11月試験当日までに過去問題集を2週、模試問題集も2週したと思います。

 

ちなみに私が愛用していた模試問題集は、「TAC網羅型完全予想問題集」です。本試験と同じ形式の模試が8回分も収録されていてかなり解きごたえがあります。難易度もしっかりあって、簿記2級時代からお世話になっている問題集で圧倒的な信頼を寄せている問題集です。

 

最後宣伝みたいになりましたが(本当に大好きな問題集なのでつい紹介してしまいました笑)、これが私の11月試験当日までの過ごし方でした。私と同じように6月試験中止で困ってしまった方、結構いると思いますが、どのように試験対策をしてましたか?よければコメントやTwitterのリプで教えてください!

以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました😊

 

 

 

 

 

 

 

 

日商簿記1級「予備校か、独学か」

いつもお世話になっております。

社会人2年目、経理部OLのみんです。

 

2020年11月15日に実施された日商簿記検定1級試験、各商工会議所で続々と結果発表が行われ、Twitter上でも結果報告ツイートが溢れかえってますね。おかげさまで私も1年の予備校通学を経て、約80%の得点率で無事合格することが出来たので、これから勉強を始める方や、予備校入学を考えている方へ向けて、私が予備校通学を選んだ理由や感じたメリットを記事にしてみようと思います。

あくまで一例に過ぎないので、ご参考までに!


1.基本スペック

2.予備校か独学か

3.まとめ


1.基本スペック

現在入社2年目の経理OLです。簿記の2級までは学生時代に取得済みでした。(ただし、連結会計が試験範囲になる前なので、今の簿記2級と比べると難易度は低いと思います。)

大学では会計を専攻しており、簿記1級の試験範囲については一部学習済みの論点もありました。


働きながら1年間予備校に通い(1年目の6月)、カリキュラム終了時点で合格できるレベルの水準まで達しましたが(全国公開模試でA判定)、当初受験予定だった2020年6月はコロナで試験中止となり、2020年11月の試験で簿記1級に合格しました。


2.予備校か独学か

結論から言うと、上述の通り私は予備校を選択しました。同じ大学出身の会社の先輩は独学で簿記1級に受かっており、予備校に通わないと受からないような試験ではないという認識はあったものの、独学で中々受からずに2〜3年とだらだらと勉強し続けて時間を無駄にするリスクを考えると、1年間の通学期間を経て、より確実に受かる見込みがある予備校通学を選びました。もちろん、かなりお金はかかってしまいますが、「勉強をさぼって試験に落ちてしまったら、支払ったお金が無駄になってしまう」というプレッシャーが常にあり、頑張らざるを得なくなります笑

私が実際に通ってみて感じた予備校に通うメリットは主に下記の3点です。


①試験範囲をより深く理解できる

単純に仕訳を暗記するのではなく、その根拠となる会計基準や何故このような仕訳をするのか等をプロの予備校教師(簿記一休合格者なのはもちろん、公認会計士や税理士だったりします。)から教わることが出来るので、丸暗記ではなく、きちんと内容を理解して仕訳を覚えることが出来ます。ちゃんと内容を理解していると、時間が経っても忘れにくいし、本質を分かっている分、かなり応用も効くと感じました。これに関しては、予備校で無料で体験授業をやっているので、それで一度体験してみるといいんじゃないかと思います。私も、正直「予備校なんて大したことないんでしょ?」と思っていましたが、無料の体験授業で、簿記2級を90点以上で合格した私ですら、「自分はこんなに簿記を理解ていなかったのか…」と、目からうろこだったので、一度体験授業を受けてみるのをおすすめします。


進捗管理を予備校側が行ってくれる

簿記1級の試験は、商業簿記会計学・工業簿記・原価計算の4科目(テキストにして6冊!)があり、とにかく範囲が広いです。独学の場合、この出題範囲のインプット〜過去問等でのアウトプットを試験日から逆算して間に合うように年単位で勉強計画を立て、進捗管理をする必要があると思います。しかし、予備校に通ってしまえば、既にカリキュラムが組まれている+定期的に進捗度確認テストがあるので、極論先生の言った通りに課題をこなし、予習復習及び定期テスト対策を行うだけで、試験当日までのインプット・アウトプットを済ませるのでとても楽です。


③自習スペースが確保できる

家で勉強が出来ない(カフェも周りが気になって集中出来ない)私にとって、これがかなり重要でした。会社の帰りに寄って自習することも出来たので試験前には土日含めほぼ毎日のように通っていました。

さらに、私の通っていた予備校は校舎がいくつもあったので、用事の帰りに近くの別の校舎で自習して帰ることも出来ました。

簿記に限らず資格の取得において、授業を受けている時間より、自習の時間の方が長くなるのが普通なので、自習しやすい環境作りはとても大切です!


3.まとめ


上記のメリットは、私の通っていた予備校の場合になるので、詳細は入学を検討している予備校のHP等を確認していただければと思います。また、「どのくらい勉強時間が確保出来るのか」や「簿記の学習状況(簿記2級レベルの知識がどのくらい定着しているか)」はかなり個人差があるので、窓口と相談して自分にあったコースを見つけてもらうのも重要なポイントです。

私自身、意志が弱くサボり癖があり、また集中力もないので、進捗管理や自習室があるというのが大きな決め手でした。1年間予備校に通ってみて、「毎週授業に出席し、予習復習をきちんと行う」という当たり前のことさえちゃんとしていれば、自ずと結果はついてくるなと感じました。

以上、私の簿記1級予備校か独学かに関する所感でした。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!